2009年2月17日火曜日

大船の顔

大船でぶらり途中下車。ちょうどこの辺で鎌倉で飲んだ甘酒とビールが効いてきてます。

僕は湘南モノレールが好きなので、大船には江ノ島からモノレールで着く程度であまり縁は無かったのだ。けれど、たまに大船に行くとなんとなく優しい気持ちになる。

それは彼女がいるから。

おなじみ大船観音だ。
僕は小学生の頃、大船観音はウルトラマンの仲間だと思っていた。なんとなくウルトラマンって仏様の顔っぽいので。

いままで駅のホームで見るだけだったけれど、今日は一丁、真正面から見てやろうと思い、行ってみた。

正面

斜め

横顔

大船観音は昭和4年(1929年)、地元有志の発起により護国観音として築造が開始、昭和9年(1934年)には輪郭が出来上がっていたが、戦局の悪化により築造は中断。その後20年以上放置される。 第二次世界大戦後、財団法人大船観音協会が設立され、昭和35年(1960年)4月に完成した。なお大船観音協会には、曹洞宗管長の高階瓏仙(たかしな ろうせん)や、東京急行電鉄の初代社長五島慶太の名前をはじめ、各界の著名人の名が見える。財団法人大船観音協会は、昭和56年(1981年)11月30日に解散し、宗教法人大船観音寺と改称され現在に至る。
[wikipedia:大船観音寺]


つまり、大船観音は戦前のRC建造物なのだ。一応、胎内(胎内とHPにある)にも入れるし、胎内には大船観音の建造の歴史資料の展示スペースや、観音の雛形を本尊として配置してある。機能のある内部空間を孕んでいるという意味では建築であるといってもいい。

だからというわけではないけれど、ちゃんと雨水の排水管も中に這わせています。


鎌倉から大船に来て、今度は「ハマのはずれの夢の跡」へと向かいます。

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