2009年2月21日土曜日

子供(怪獣)は可愛い

国立近代美術館フィルムセンターで特撮映画特集をやっていたので、私用で銀座に行ったついでに鑑賞。

「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」




ミニラの演技がとっても良い。怪獣のジュブナイルだ。
アクターは深沢政雄(小人のマーちゃん)。表現力と運動能力が惚れ惚れするほど。
だって、僕の後ろにいた外国人観光客のグループがずっとミニラの演技に一喜一憂、釘付けだったもの。
きっと、映画版クレヨンしんちゃんに感動する大人は、この映画で感動できそう。


怪獣映画を観たのに「親子って良いなぁ!」とほのぼのしながら劇場を出た。

肥やしの臭いのフレグランスまとったハマの外れのスターハウス

日記っていうか、自分のメモ代わりになっているこの数日。まだ前回の続き。

ドリームハイツ

まず、このPV見てたらドリームハイツに行かなくちゃって思ったのです。



場所はこの辺。

大きな地図で見る
JR 戸塚からバスで15分。相鉄線 湘南台からもバスで15分という場所です。

このドリームハイツは公社住宅。隣が遊園地だったということもあって、色彩計画に非常に力を入れているように感じられます。低層部と中層部のリズミカルな配色だったり、柱梁だけ色分けしたり。初期に建設された住棟ではドアを塗り分けるという手の込んだ配色で、楽しげな雰囲気を作りだしています。ドリームの名に恥じない団地です。

スターハウスというか、板状住棟を放射状に繋げたような住棟


住戸玄関の立面。うーん、カラフル


別の高層スターハウス


こちらはスターハウスという感じですね。一片に2住戸なので、一回り大きいイメージです。

スターハウスの足元。芝の中に建っています。住棟のすぐ脇に児童遊園も設けられ、獣道のようなフットパスも生まれています。




かつて、ドリームランドがあったころは団地はドリームランドの塀に囲まれ圧迫感があったと思うのですが、現在は公園として整備されて、開放的な団地となっています。

1/3は墓場となっているけれど、これも市民が散歩しても気持ちの良いように、西洋風の開放的な霊園となっています。


公園の一角には、レストスペースも。自販機とカフェスペースとトイレ。


なんだか良い場所だな。交通の便があまり良くないにも関わらず、この団地は子供たちの姿が多い。それに若い夫婦も多いように感じます。環境の整え方次第で、住宅地は若返るのだなと思う。

昨年に、公園の一角には市民球場も完成。ますます、活況のある団地となっていきそう。

2009年2月19日木曜日

夢の痕

大船から横須賀線に乗って、戸塚駅で下車。バスに揺られて着いたのは、横浜の夢の跡。

懐かしのドリームランド。
2002年にドリームランドは閉園。僕らが高校1年くらいまでは、休日に同級生とかと遊びに行った場所だ。
ワンダーホイールという観覧車があって、揺れるゴンドラと揺れないゴンドラどっちに乗るかで少年期の度胸が試された場所。

で、閉園後にこの場所はしばらく更地になっていたのだけれど、紆余曲折あって横浜市が買い取り、半分が横浜薬科大学に、残り半分が公園と墓地になったのだった。

さて、僕がここを訪れた理由として、先ず第一は今年早々にサイプレス上野とロベルト吉野の2ndアルバム「WONDER WHEEL」を聴いた為。

彼らの曲の中で、ドリームランドに隣接した団地「ドリームハイツ」の存在を知ったのだ。

さて、ドリームハイツの前に横浜薬科大学に入らなくちゃ。
ホテルエンパイアを見なくちゃ建築学生じゃないぜ!!

「建築物としてのホテルエンパイア」
大林組により1965年に竣工した。完成当時地下2階地上21階、高さは建物部の高さが68メートル、尖塔と避雷針を含めて93mであり、工事期間は僅か1年という突貫工事だった。
最上階の21階は回転する構造になっており、回転展望レストランとして使用された。21階という階数は、来るべき21世紀を象徴したもので、ホテルでありながら五重塔をモチーフとした和風建築とし、内装について“桃山時代の文化の復元”を標榜したのは、「日本にしかない、日本でしかできないホテルを目指すべき」という意図による。
五重塔を伸ばして二十段にしたような独特の形状で、高台の上に建っており近くに高い建物や大きな山が存在しないことから、多少離れた場所からでも目立つ建造物で、付近がまだ田畑ばかりだった完成当初はひときわ異彩を放つ存在であった。その後開発によって宅地化が進んでも、ホテルエンパイアの建物は横浜ドリームランドの観覧車とともに周辺一帯(戸塚区および藤沢市)のランドマークとして長年親しまれた。
[via wikipedia:ホテルエンパイア]

ウィキペディアには、ホテルエンパイアの重要な記述が抜けている。
それはホテルエンパイアが「日本の超高層建築の先駆け」であるということ。
霞ヶ関ビルが「日本初の超高層建築」と思われがちだけれど、霞ヶ関ビルは「日本初の(100m越えした)超高層建築」で、戦後の「高層建築」としてはホテルエンパイアやホテルニューオータニが先。だけど、これらは100mは越えていない。「100m以上なら超高層」というのは霞ヶ関ビルの後の時代になんとなく決まったことで、その為に霞ヶ関ビル以前の高層ビル群がかすみがちだ。(もちろん戦前には浅草の凌雲閣がある。)

戸塚の人はあまりホテルエンパイアをプッシュしないけれど、実は結構凄い建物なのだ。
なんせ、展望部分が回る!!
そんで、世界で唯一の桃山調の高層ビルなのだ!!(時代が違えば帝冠様式だ)

このホテルエンパイアはドリームランドより先に95年には廃業して、気付いた頃にはずっと廃墟になっていたのだけれど、横浜薬科大学建設に際して、大学の幹部役員室や図書館を含む施設へとコンバージョンされた。これは見るしかないっというわけです。

横浜薬科大学に入って、「ホテルエンパイアを見たいっす!入りたいっす!」と職員の方に伝えると、快く案内してくださった。

少年時代からの憧れの展望台にも入れた☆

現在は、展望階は回転しないということ。一度でいいから回転する姿を見てみたかった。



展望台からの眺め。ドリームハイツを見下ろす。
変わった形のスターハウスがあるんです。まさか上から見れるとは!

他にも大学構内を案内してくれた。薬草栽培しているビニールハウスとか。
面白かったのは、講義棟以外の建物の多くが、ドリームランド時代の既存建物のコンバージョン、リニューアルで賄っているということ。言われなければ全く気付かなかった。

現在の食堂は、ドリームランド時代はボーリング場だった建物。
遊び心で、食堂の奥にボーリングレーンを幾つか残しているとのこと。そんなにボーリングやりたい学生がいるのか、と思ったけれど、「新入生は入学後しばらくは面白がってやってるよ☆」とのこと。
しかし、学食の脇にボーリング場というのは面白い。まともに新築してたら絶対に出てこない建築プログラムだ。団塊世代の理事が「やっぱり、大学生はボーリングだろ!!」みたいなやりとりをしたのではないかと妄想。
なんだか感動してしまった。


次はドリームランドの残り半分とドリームハイツへ。
更にビールを入れて、酔っ払いながらの団地見学。

2009年2月17日火曜日

大船の顔

大船でぶらり途中下車。ちょうどこの辺で鎌倉で飲んだ甘酒とビールが効いてきてます。

僕は湘南モノレールが好きなので、大船には江ノ島からモノレールで着く程度であまり縁は無かったのだ。けれど、たまに大船に行くとなんとなく優しい気持ちになる。

それは彼女がいるから。

おなじみ大船観音だ。
僕は小学生の頃、大船観音はウルトラマンの仲間だと思っていた。なんとなくウルトラマンって仏様の顔っぽいので。

いままで駅のホームで見るだけだったけれど、今日は一丁、真正面から見てやろうと思い、行ってみた。

正面

斜め

横顔

大船観音は昭和4年(1929年)、地元有志の発起により護国観音として築造が開始、昭和9年(1934年)には輪郭が出来上がっていたが、戦局の悪化により築造は中断。その後20年以上放置される。 第二次世界大戦後、財団法人大船観音協会が設立され、昭和35年(1960年)4月に完成した。なお大船観音協会には、曹洞宗管長の高階瓏仙(たかしな ろうせん)や、東京急行電鉄の初代社長五島慶太の名前をはじめ、各界の著名人の名が見える。財団法人大船観音協会は、昭和56年(1981年)11月30日に解散し、宗教法人大船観音寺と改称され現在に至る。
[wikipedia:大船観音寺]


つまり、大船観音は戦前のRC建造物なのだ。一応、胎内(胎内とHPにある)にも入れるし、胎内には大船観音の建造の歴史資料の展示スペースや、観音の雛形を本尊として配置してある。機能のある内部空間を孕んでいるという意味では建築であるといってもいい。

だからというわけではないけれど、ちゃんと雨水の排水管も中に這わせています。


鎌倉から大船に来て、今度は「ハマのはずれの夢の跡」へと向かいます。

2009年2月16日月曜日

劇的ビフォーアフター 素人の乱

先日の続き。
大船へ行く前に地ビール入れて、ほろ酔いの北鎌倉で。

わかります?

推測だけど、道路側の建物と奥の建物って元々は一つだったっぽいぞ。


なんということでしょう。
1スパンの梁を排除して、コンクリートブロックで塞げば建物を簡単に分割できるんすね。この発想って無かったなぁ。
確実に匠の仕事なんかではないと思うけれど、とんでもない劇的なビフォーアフターが生じている。
うーん、しかし「何でもあり」っていう雰囲気があるこっちの方が、そのへんの小奇麗な建築見ているよりも楽しいなぁ。

空いた1スパン部分は駐車場スペースがちゃっかり入り込んでます。

2009年2月15日日曜日

鎌倉でツィゴイネルワイゼンッ!!

朝、早起きして鎌倉へ。
というのも、ツィゴイネルワイゼンを観てから、ロケ地になっていた鎌倉へ行きたくてうずうずしていたのだ。

鎌倉について、バスに乗って報国寺(竹寺)へ。

竹寺というだけあって、竹林に圧倒される。

釈迦堂切通し
本日、鎌倉編の最大の目的は釈迦堂切通しだ。ツィゴイネルワイゼンの劇中では、この切通しを通って中砂家へと行く。ここは「現実」と「夢」、「生」と「死」の境界として描かれている。この切通しのシーンが印象的で、今回是非とも、この境界を渡ってみたかったのだ。



渡りました。こっちもあっちも大して変わらん。

とりあえず、鎌倉編はこれで満足してしまったので後は適当に歩く。
休憩に、これもツィゴイネルワイゼンの中で出てきたミルクホールでコーヒー。


「君、死んだ人間の肉を綺麗に削ぎ落として骸骨だけに出来るものかね…」とか話しているシーンで出て来たと思う。

鶴岡八幡宮でとりあえず近代美術館を眺めつつ、甘酒飲んで。


建長寺で鎌倉地ビールを入れて、良い気分で大船へ向かう。


次は大船編。

都市にHさがあった頃

国会図書館へ向かう途中に赤坂にて

きったねー歩道橋だなぁ、どうしてこんなにべたべたした跡があるのん?

と思っていたんだけど、よくよく見ればこの指サイズにこの形って、テレクラシールだ。

そういえば、最近は街でテレクラシールを全く見なくなった。確か2000年前後に取締りの強化や業者と警官のイタチごっこが頻繁にワイドショーでリポートされていたっけ。

僕らが中学の頃は横浜まで行くと、まだ裏通りの公衆電話にびっちり貼ってあって。僕の中学では、一時期このシールのコレクションが流行ったことがあった。(たぶん僕の周りのごく一部でだけど)

小学校で続けた野球を辞めて、不良の先輩のいる美術部に入り、Hな本やビデオには興味があるけれど度胸が無く、ドラゴンボールのカードダスは幼稚だし、マジック・ザ・ギャザリングは難しいし値段が高くて手が出せない。そんなヘタレで半端な青春時代の僕らにフィットしたのがテレクラシール集めだったのだ。

実際に集めてみると面白いもので、地域によって、電話番号や女の子の写真にいろいろとバリエーションがある。トレードしていくうちに、どのシールがどのくらいレアかが分かってきたりする。そのうちエスカレートして、シールの台紙ごと入手したり、家族旅行で御当地シールをお土産に持ってくる馬鹿もいて、そんなこんなで半年ぐらい、わいわいシールを集めていた。
半年も集めると、そのシールを集めることに何の意味があるのか、という自問自答に陥って結局は自然消滅しましたが。


上の写真の歩道橋なんかは、全盛期はきっととんでもない状態だったに違いない。あの頃の僕らならツバ呑み込んでギラギラした臨戦態勢に入っていたんだろうけど、いま街を歩いていると、やっぱりあのシールが無くなって良かったんだと思う。きっと、あと数年もすればペンキが塗り替えられて、このシールの跡もさっぱり消えるんだろうね。


テレクラシールとは違いますが、こっちの力士シールって何なんですかね?
昨年末ぐらいから、じわじわと画像収集がされているみたい。どんくらいの範囲に拡がっているもんなのか興味があります。
横浜にはまだ上陸していないはず。

[via とんがり山:力士シールについて]

2009年2月12日木曜日

僕がいま楽しみにしていること


分かる人にだけ分かってもらえれば、という話ですが。

こいつが欲しいんです。昨年末からうずうずしっぱなしっす。
3月末に発売とのこと。僕はドラクエⅨなんかよりも俄然テラスハウスっす。

何が良いって、ちゃっかり増築してるとこがポイント!!
で、庭も少し残っていて建築協定は違反していない。

あと、スケールの問題なんだろうけれど、セミデタッチドになっているのも感慨深いなぁ。当時の建築課職員もイギリスのセミデタッチドを理想としていたって語られているしね。

鉄道模型の情景用なのでNスケール(1:160)。ちっこくて可愛くて嬉しい限り。
値段も程々だし。ちょっとした団地もできるんじゃないかって感じです。

なんかね、中学生の頃とかにガンダムのプラモやアクションフィギアをワクワクしながら買って遊んでいた感覚ですよ。せっかくならamazonとかで買わずに、模型屋さんへ買いに行きたい。うーん、大学院でこういう気分になるとは思ってなかったなぁ。

同じシリーズの木造長屋も、ちょっと欲しい。
[via 建物コレクション 集合住宅A]
[via TOMYTEC 建物コレクション「集合住宅」が登場!!]

覆麺

神保町覆麺へ半年ぶりに行ってみたら、白い方のおっちゃんがいない。

そしたら、普通に日本語が通じるお店になってた。
神保町に幾つか存在する異次元空間であることは変わらないが、その濃度が薄くなっている。
しかし、一日働いて覆面を脱ぐ瞬間はきっともの凄く爽快だろうな。なんだろう、待っている間、そういう目に見えない生活を考えてしまうお店だ。


午後、慌てている時期にやりがちな部屋の片付けを、ベタにやってしまって過ぎてしまう。

今まで買った本を読みふけりながら、ふと気付いたこと。いわゆる作品集といったものが少ない。
僕が僅かに持っているものは、80年代後半から90年代前半ものばかり。買っていた時は共感するところがあったのだろうけれど、僕の今の志向とは少し違ってきている。
研究では半世紀前の資料を漁っているので、この間の時代、60年代、70年代に今度触れてみよう。
とりあえず、図書館に行った時に掘り起そう。
なにしろ、自分の振れ幅を拡げナイト。

2009年2月10日火曜日

トウキョウソナタとCCTV炎上!!

飯田橋ギンレイホールにて


ラスト1本でこれを観て、家路に着くには結構キツイ映画だった。
年度末の平日、休日かのように空いた電車内でこの映画の余韻を味わうのは気持ちが沈む。
深夜の電車は空いてるし、地元駅前のタクシーはずらっと行列したまま動かないし、地元駅から家まで誰とも会わないし。全く、僕の目に入る社会もちゃんと100年に1度って奴を映しています。(ところで何から100年経ったんですかね?と、早くも今年の流行語は「100年に1度」で決まりっぽいすね)
唯一の救いと言えば、いつも通り帰り際に「また来なよ」と言ってくれるギンレイのスタッフさん。

でもって、帰宅してニュースを見ればGDP-10%とのこと。
いやいやいや。
自己分析より先に、腹を括る覚悟を決めないと。

暗い話題続きっすけど、CCTVの火災にびっくり!!

画像と動画で見る限り全焼でしょう。とはいえ、CCTVではなく建設中の北側の隣接する建物だそうですが。哀しい。
爆竹で引火っていうのが中国のお国柄を表しているようです。テロとか言われてますが。
繰り返すけど、哀しいよ。

2009年2月7日土曜日

薄暗い朝は給水塔を見上げ

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東京-横浜の日々。寒い。
寒すぎると思う。
久々にメッセに接続して、東京は最高気温10℃だぜっと言ったら、台湾は最低気温22℃だって。
夏生まれにとっては、なんだか羨ましいなあ。
しかも、冬休みだからって海水浴してるんだからなぁ。

このところ鼻と喉の調子が悪くなりかけている。
なりかけの状態でもう二日程経った。
やっぱり、花粉症なんだろうか。僕は。
毎年、確信が持てぬままだ。

夜明けの給水塔。この団地の正面に僕の母校がある。

2009年2月5日木曜日

2009年2月3日火曜日

鈴木清順

早稲田松竹にて、「ツィゴイネルワイゼン」、「陽炎座」を観る。

久々の二本連続鑑賞は次第に意識が朦朧としてくる。けれど、その朦朧とした意識での鑑賞が作品にあっていたように思う。

松田優作が、あの世とこの世の境界にいる時、正に僕自身の意識もこの世から抜け出しそうだったのだ。陽炎座が崩壊していくシーンはまるで、唐十郎の赤テントにおけるラストシーンのように、この世とあの世をの境界を僕らに見せてくれる。僕はその鮮烈な映像でこの世に帰ってきて、松田優作演じる松崎の方はこの世ならぬ世界へと漂っていく。
ああ、しかし松田優作という存在感は何なんだ。生前の姿を朧にしか記憶していない僕にも、彼に惹き付けられた人々の気持ちが分かる。


弟が読んでいた「ドグラ・マグラ」を借りて再び読み始める。
まだまだ序盤で物語は見えてこない。
狂気に辿りつくことを期待しながら、ちょっとずつ読みすすめている。

2009年2月2日月曜日

045style

なんだかこのところ、書く機会がめっきり減っていますね。

先日、レポートや授業嘱託が終わったということで、久しぶりに一日何も考えずにぶらぶらしようと思い、みなとみらい周辺を彷徨っていました。ビール片手に。
いつの間にやら、かなり開発が進んでいたことにびっくりっす。


ところで、みなとみらい地区の開発で共通している白色と水平リブを強調したデザインって、何か協定でもあるのかな?MM21の公式サイトで「まちづくり基本協定」をナナメ読みしても、地上部分のデザインであったり、色彩についての記述くらいしか見当たらないぞ。肝心の外観デザインというのは、基本的には制約は少なそうにも関わらず、なんだか一つの統一感のある風景が出来つつある。

この景観はすっかりみなとみらいのイメージになっているし、日本建築界の045styleといってもいいものだ。
ハマっ子として、もう少し背景や内実をちゃんと調べて言葉にしておきたいテーマの一つ。とりあえずメモメモ。