2008年5月31日土曜日

松田聖子がぐるぐると

脳内リピート中。

松田聖子に限ることじゃないんだけれど、松本隆の歌詞はどの曲も素晴らしい。
もっていかれる。
そのうち松本隆トリビュートCDをレコード屋に探しに行こう。きっと夏には良いだろう。

蟹工船は読み終わった。青柳裕介の漫画「まぐろ土佐船」と映画「大脱走」が合わさったようなイメージだった。過酷な状況への共感と個人が尊重された中での団結することの再評価というのが、いままた読まれる理由なんだろう。その状況の中で自分だったら行動を起こせるか、と問いてみる。

帰宅後、『パリ・テキサス』のDVDを少しだけ再視聴。僕は自分の好きなシーンだけを何度も繰り返して見てしまう癖がある。
高校の頃は少年王者館という劇団のVHSのお気に入りの3分間のシーンだけを飽きることなく1年間毎日観ていたっけ。

このシーンにも、もっていかれる。
映画館でバイトしていた頃の夜に、このシーンのモノマネをスタッフさんとして遊んでたな~。

今日も昨日も寒かった。
朝、気づくと凍えていた、梅雨入り間近の朝。

2008年5月27日火曜日

魔法にかけられて

久々にDVDでも借りて観ようと思うものの、特に観たいのも無くてガラにも無くディズニーコーナーとかジブリコーナーとか任侠コーナーとか、暖簾の向こう側とか普段は立ち寄らないゾーンをうろうろうろつく末に、「魔法にかけられて(Enchanted)」と他1本を借りて観た。
「それは、ディズニー史上最も“アリエナイ”魔法」がキャッチコピーなのだそうだ。だそうだってなんだそりゃ、なわけで。“アリエナイ”にしてみるコピーの意味は良く分からないが、とりあえず期待感は限りなくゼロで観始めた。

思いのほか、悪くなかった、というと偉そうな気がする。でもおもしろかった。ディズニーワールドの自虐的なパロディが点在していて僕みたいな野郎でも楽しめてしまったのです。『僕みたいな』ってのは、中学の遠足でディズニーランドに行って、チップとミニーに肩パン食らわせて、勝手に昼飯食いに外へ出て寿司食って、集合時間まで葛西臨海公園で野球して遅刻してるような青い春を過ごした『野郎』。
何も考えないで観てても楽しめるけれど、時折ちゃんと観ると案外ダークな描写も所々にあって面白かったのです。宮殿とエンパイアステートビルが対比的に背景に使われているのは、徹底していた。しかし、実際にエンパイアステートビルが宮殿っぽく見える場所ってあるのかな?ありそうな嘘の気がしてならない。
個人的にはお姫様の動きのディティールって記号的なんだけれど、男の引き出しにはまず存在しない動きだから、ちょっとばかり勉強になった。学んでもまず生かす場面は無いのだろうけれど。有っても困るけどもさ。
あと、台湾でずっとかかってた曲が何処で流れていたのかも分かって、僕は少しスッキリ。やっとこさのスッキリ。


ディズニーといえば、昔の高校演劇セレクションに載ってた台本で「ミッキー風船は耳からしぼむ」っていう秀逸なタイトルの作品(内容は全く知らない)があったんだけれど、あれって著作権大丈夫だったのかな?どうでも良いんだけれど・・・って思ってたら作者の古谷泰三って今は僕の母校の演劇部の顧問してるじゃん!!ちょっと深夜にびっくり。また母校に行く機会があれば聞いてみよう。

余談:9月に向けてちょっと本格的に身体を絞り始めているんだけれど、あまり効果無い。今日もスーパーカーを聴きながらジョギングを45分程。効果的に腹筋と胸筋を鍛えられないものか・・・。

2008年5月23日金曜日

グッバイ、クログロ!

ちょっとした訳で、伸ばしていたヒゲを剃った。

サヨウナラ、ワイルド俺・・・。

約一週間の不精生活でした。

2008年5月20日火曜日

パーク アンド ラブホテル / f分の1/ハワイアンスパゲッティ

朝、渋谷を歩いていたら東急の広告が風で剥がれていた。あまり台風の被害は無かったな、と思っていたけれど、有った有った。


朝一で渋谷ユーロスペースで「パーク アンド ラブホテル」観賞。

ラブホテルの屋上に公園があったら…という話。
ラブホテルにカップルが入っていくのと一緒に小学生や老人が入っていく姿は不思議。築60年というラブホテル(和風)も、観ていて造りが面白かった。新大久保にロケに使ったホテルがあるとのこと。探検してみたいけれど、う~ん。。。

お茶の水へ移動し、画材を買いがてらギャラリーf分の1にて「東孝光+東利恵 住宅展-塔の家から40年-」を観に行った。

塔の家の模型は想像していたよりも、ちょっと小さかった。

神保町へ。演劇専門書店を発見。

「演劇書専門 GOLDONI」は電話で予約をしないと開店しないとのこと。めんどい。でも、70年代のアングラ演劇の台本とかもあって、ちょっとそそる。


南洋堂では、藤本壮介の「東京アパートメント」の模型が展示されていた。こちらは意外とでかい。

昼は、ロザリオで、おばあちゃんの作る名物ハワイアンスパゲティ(パイナップル入り)を。
初めて食べた時は驚いたが、今は好きといえるようになってきた。美味し。


流行りらしいので「蟹工船」を読み始めた。中学時代に挫折したけど、今読むと思いのほか読ませる文体。

2008年5月17日土曜日

UNIQLOCK→

女の子が可愛いからUNIQLOCKを設置。
偶数時間は多摩美術大学図書館(伊東豊雄)の開架スペース。
奇数時間は東京キリスト教会(槇文彦)のホールや階段まわり。
建築好きな人は背景にも注目。

僕の作ったUT LOOPもついでに。我ながらセンスねぇ。

2008年5月15日木曜日

書いたり、観たり、歩きまわったり。

ジャ・ジャンクー特集を観に早稲田松竹へ。
「一瞬の夢」細やかな伏線の張り方、鮮やかな視点の切り替えに心砕かれた。素晴らしくて、気持ちをそのままにして外へ出たい衝動に。「長江哀歌」を見る前に映画館を出てしまった。「長江哀歌」はそのうちレンタルしてみよう。「世界」も。

銀座線に乗り、久しぶりに銀座を歩いた。



有楽町にて三省堂書店「広告批評5月号」を購入。来年休刊だからというよりも、森本千絵の圧倒的なコラージュで買ってしまった。「山のあなた 徳市の恋」を観に行きたい。石井克人監督の映画は好きだ。

昨夜から風邪気味。今朝から右目がものもらい。今日はソバ焼酎飲んで早く就寝しよう。

2008年5月11日日曜日

again & again

The Unofficial Apple Weblog で紹介されたthe bird and the bee のagain and again の(おそらく非公式の)MVが凄い。
参照:http://www.tuaw.com/2008/05/10/the-os-x-desktop-as-music-video/


このMV自体がthe bird and the beeのみならず、視点を変えるとmac os Xやitunes storeの宣伝にもなっている点がgood。
itunes でダウンロードするのがサゲっていうのも、購買誘導効果として良いアイデア。

ちなみに作成者は米国の映像作家Dennis Liu
NIKEのcommercialがカッコイイ。

2008年5月9日金曜日

鎌倉に行くならスタバに行こう

GW中、特にどこにも行かなかったのですが、なんとなく鎌倉には行きました。
食べ歩きは趣味じゃないので、もっぱら寺巡りばかり。
最終的には紀伊国屋を物色して、スタバでカフェラテ飲みながらテラスで一服と読書。
僕は鎌倉に来たらスタバに必ず寄ります。ここは漫画家の横山隆一氏(新聞漫画のフクちゃんで有名らしい)の邸宅跡地に建てられており、庭が保存されています。建物は割と新しいのに、庭の藤棚や桜の木はとても立派で落ち着いた雰囲気です。喫煙者も非喫煙者もテラス席は良いです。併設されているチャヤ マクロビオティックスのケーキも旨いです。


軒テラスの柱は中空で雨どいも兼ねてるっぽい。

ちなみにフクちゃんはこんな漫画。
敷地内には横山隆一氏の作品を展示しているギャラリーヨコが併設。こちらは土日祝日のみ開館。
ギャラリーヨコを含む横山隆一邸保存計画の概要はhttp://g-yoko.org/next.htmlを参照。

2008年5月7日水曜日

なんかすごかったぞ南永田

サイクリングで南永田へ。
地図で見て、配置図が面白そうだったのでUR南永田団地へ。
行ってみたら、やっぱり面白かった!!で、写真。

原宿団地とか晴海団地ののような直階段のファサード。

これは別の住棟。一階全体がピロティの駐輪場となっています。入ってみると開放的、良く言えばユニテ
!?ピロティに占める駐輪スペースは3分の1くらい。昼は子どもが遊び、夜はバイク好きの兄ちゃんがいそうな雰囲気。

住棟の中層部分へ伸びるブリッジ。アクロバティックでくぐるのも渡るのも楽しい。このようなブリッジが他にも三箇所あります。

ブリッジから。

エレベーター停止階は2階おき。メゾネットではないみたいです。エレベーターホールは吹き抜けのプレイロットになっていて、各階の自転車が置いてあります。外から見た開放感よりも薄暗かった。

ブリッジを別角度から。

で、別の住棟。これにもブリッジが伸びてる!よく見ると隣の住棟ともブリッジで繋がってる!

こういう角度でアクセスすることって、あまり無かったかも。

外廊下がガチガチしてカッコイイ!?隣合う住棟の階数が異なっているので、最上階で外廊下がくいちがってるのが面白い。

住棟と住棟の繋ぎの部分を裏側から。

表はこんな。明るそうなプレイロットになっています。

これはまた別の住棟。中庭のある高層住棟。

中庭部分は閉鎖していてあまり使われていなさそう。やたらに階段が多くて印象的でした。

住棟をブリッジで繋いで歩車分離がされていたり、住棟同士をエレベーター停止階で繋いでいたりと、様々な方法で中層部分にも動線がつくられていて、 歩き回るのが楽しい団地でした。是非はともかく、こんなに色々な手法を盛り込んでいることに勇気が湧きました。住棟をブリッジで繋ぐアイデアは考えてみることはあっても、それって実際どうなの?と思ったこともあったので参考になりました。ブリッジがくっつくことでできる、一繋がりのファサードもユニークで面白い。傾斜地形を生かした楽しげな団地計画でした。
一応、googleで南永田団地を検索してみたけれど、あまり紹介されてないみたいなのでのエントリー。

この日は他にも蒔田団地や六ッ川団地を見てきたんですが、それはまた別の機会に。