2008年11月23日日曜日

閉鎖直後の東急東横線桜木町駅


[ozrosaurus/on and on]


東横線「横浜~桜木町間」高架と旧桜木町駅の活用方針
方針では、高架下・壁面・駅舎の約1.2キロのエリアを、横浜の都心臨海部を文化芸術により活性化する「ナショナルアートパーク」の一翼を担う場としてとらえ、旧高島町駅周辺の高架下には、個性ある店舗・ギャラリー・アトリエなど集客性のある施設の設置や、市営地下鉄高島町駅をみなとみらい方面につなぐ出入り口の設置を検討。紅葉坂周辺には、遊歩道と、県立音楽堂や横浜能楽堂などがある紅葉坂エリアを繋ぐ歩道橋や、みなとみらいゲートの設置の可能性を今後具体的に検討する。
[via ヨコハマ経済新聞]


発表は既に1月にされているので、今更な情報ですが。
象の鼻、北中地区、そして根岸線の高架の再開発が重なると、随分雰囲気が変わる気がします。
横浜駅で降りても何も楽しくないヨコハマから、とりあえずヨコハマで降りて関内くらいまでぶらぶら歩くのも良いね、という印象に変わるのかもしれません。


で、上の動画は横浜のヒーロー、ozrosaurusのPV。
僕が知っている限りでは、東横線の桜木町駅が閉鎖した2ヶ月後くらいに撮影されて、当時のままのホームや線路が撮られた映像。ロケしている所を通りかかった当時、さすがozroと思ったものです。
ちらっと大原隧道とかも映っているあたりが、格好良い。

寄り道の楽しみとすすめ


[4hero/morning child]

4heroを初めて聞いたのは高3。中古のCD屋さんで「two pages」を買ったのがきっかけだった。
僕の受験期(途中で脱線したけれど)は、4heroとsoulscream、それとMarvin Gayeしか耳に入っていなかったと言って良い。昔も今も興味の範囲は凄く狭いのだ。

大学3年の頃に4heroが6年振りくらいにアルバムを出して、僕は横浜の新星堂の視聴機の前で、そのオープニングにやられてしまったんだ。

それからCDを買うまで数週間、そのオープニングの30秒あまりを聞くために帰り道にCD屋さんに寄り道していた。いま思えば、どうしてすぐに買ってしまわなかったのか謎だけれど、いつでも聞けることで感動が薄れてしまうのが嫌だったのかもしれない。
そういう感覚に最近は出会ってないな。時間があるときは、なるべく寄り道しよう。

ということを朝にこの曲を聴いて思っていたのです。

2008年11月22日土曜日

going my way

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どう考えても途中までしか五七調になってない。

でも、信号守ってゴーイングマイウェイの精神は嫌いじゃない。

2008年11月20日木曜日

僕と熊レコード

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代々木の雑居ビルの階段脇に落ちてた。
人目を気にしつつ、スイッチを捻るが微動だにせず・・・無念。

2008年11月18日火曜日

青い空

寒くなってきたッス。

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ハマには冷たい潮風。こんな時は味噌汁ッス。

demi

一目惚れでcanon demi EE17を中古で購入。

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シャッター速度もフォーカスも適当にゆるく撮っても、なんとかなるので、ぶらぶらと歩き回りながら持ち歩いている。


最近は、簡単に撮りたい時は携帯で、荷物に余裕がある時はdemiで、というスタイルが定着してきた。まち歩きのお供にしています。
今までのデジカメの出番が最近はめっきり減ってしまった。動画や模型撮影の時に出てくるくらい。

ハーフサイズなので、プリントすると、そのままでは一枚の中に2コマ。短歌の連作のように、一繋がりの遊びができそう。

現像されてきた写真はこんな。

[アメ横]

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[白髭団地]

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[菊名カトリック教会] image054
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2008年11月11日火曜日

aruitemo

『歩いても 歩いても 』

 
●監督・原作・脚本・編集/是枝裕和 出演/阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、樹木希林、原田芳雄

久しぶりにギンレイホールにて観賞。
ある映画を思い出す時に、その作品の内容がどうだったかというだけでなく、どこで観たのかということが結構重要だと感じているのだけれど、この映画に関してはギンレイで観て良かったと思った。
ハンバーガーやお菓子を食べる音、ビールの缶を開ける音、笑い声やすすり泣く音。映画を楽しむなら邪魔になってしまうような音だけれど、それが不快どころか、心強く感じることもある。
家族を描いた作品だからこそ、一つの空間でさまざまな人が勝手に笑ったり泣いたりするのを感じて、理解が深まった気になった。

数ヶ月振りに観に来たのに、いつも「また来なよ」とスタッフさんが帰り際に言ってくれるのが、純粋に嬉しい。

2008年11月3日月曜日

黄金町バザール

横浜トリエンナーレに行った際に行くことができなかった黄金町バザールへサイクリング。

京急線の日ノ出町駅から黄金町駅にかけてのガード下は、かつて特殊飲食店が建ち並んでいた地域。現在も建物の多くは残っているけれど、その多くはもはや営業はしていない。

2005年の横浜開港150周年の頃に、集中的に浄化、摘発が行われ、空き店舗の一部はバーになったりアーティストのスタジオになったり。

黄金町バザールは京急線のガード下の空間にスタジオを建設し、アーティスト、ショップが入居して行われるイベント。

「日の出スタジオ」と「黄金スタジオ」の2つのスタジオが建設されていて、「日の出スタジオ」は横浜国立大学大学院の学生と教授の飯田善彦の設計。「黄金スタジオ」は神奈川大学工学部の学生と「みかんぐみ」の曽我部昌史の設計。

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黄金町バザールと、黄金町周辺の再生への取組みの大まかな経緯は以下。

 

黄金町バザール

・ヨコハマ経済新聞

「黄金町バザール」から広がるまちづくり <br />地元住民、大学、横浜市が目指す街のルネッサンス(2008-11-01)

 

かつての風俗エリアも今は昔… <br />再生へ向け動き始めた黄金町の「現在」(2006-12-06)

 

いまでも、警察が24時間の巡回を行っているし、看板がそのままの特殊飲食店が軒を連ねているのを見ると、少し複雑な気持ちにもなります。アートによって、地域のイメージアップはここ数年で大幅に進んだ感覚は強く持ちます。

けれど、このまま撲滅を進めた結果、地域の負の記憶を消し去ってしまっては欲しくない。いつか、この負の記憶を笑い、アートや遺産として昇華できる街であって欲しいと願います。

2008年11月2日日曜日

サイクリング

自転車を整備している。先週、がっつりと洗車してオイルの切れた箇所や、消耗した部品のチェックをした。積もった埃やこびりついたオイルを落としていく作業に熱中する。
これから徐々にパーツを揃えて交換していこう。

せっかく整備をしたのだから、定期的に乗らないとまた埃をかぶってしまうので、数日おきに、ちょっとしたサイクリングをしている。自分の生活圏を再確認し、時には見落としていた穴を埋めていく街走りは、久々に楽しい。

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Map picture

 

大原隧道。土木学会の歴史遺産に認定されている隧道(トンネル)は、ちょくちょくテレビやPVのロケでも見かける。人が3人くらいしか通れない歩行者専用トンネルで、元々は関東大震災後に建設された浄水道。

 

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大原隧道の真上は清水丘公園で、こちらの丘もドラマや映画などに使われているとのこと。行ってみると結構こじんまりとした普通の公園です。周りは住宅地なのに、ロケハンする人達はこういう場所をよく見つけるもんだと関心します。

 

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伊勢崎町のモダニズム建築。不二家ビル。

アントニン・レーモンド設計と言われなければ、全く気づかずに通り過ぎてしまいがち。よく見ると、立面の構成とか、屋根の形が格好良くて、この街で好きな建築の一つ。映画を観に行くときによく眺めます

もう一つ、「同世代の橋」というコンセプトの大好きなポストモダニズムの建築もあるのだけれど、それはまたの機会に。