2008年9月29日月曜日

花と雨も明日は花に晴れ


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Originally uploaded by k2japan
京都にいた時、漫画喫茶で寝付けずに、ふらふらと早朝の高瀬川を散歩していたら彼岸花に出会った。

何本か寄り添って咲いていて、その中の幾本かは形が崩れて歪んでいる。
彼岸花は普通の花とは違って、少し奇妙な形をしていて綺麗だ。
幼い頃は近所でも至る所で咲いていた気がするが、最近はあまり見た印象が無い。

高瀬川を下流へと歩いていくと、所々に数本ずつ彼岸花が咲いている。その鮮やかな赤は、寝ぼけた眼にも強烈に視界に入り込んでくる。

その朝、seedaの「花と雨」という曲を思い出した。
死んだ姉を悼む哀しく優しい曲だ。
リアルな人間としての弱さは、実は表現として強い。

今日は横浜も雨。

東京→広島→神戸→大阪→京都→東京

学会で広島や関西を転々としていた時に撮った写真。
フィルムスキャンする為にもの凄く時間を費やしてしまった。

2008年9月26日金曜日

no country for old men

授業が休講になったので、資料集めに図書館巡り。

夕方、帰りに神保町で下車したので、久々にロザリオとボーイズカレーに寄って研究室へ帰った。
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京都の漫画喫茶で、夜明けまで見た「ノーカントリー」が時々フラッシュバックする。

公演が終わってすぐに学会があり、その後もしばらく旅行をしていて一週間以上、家を空けていた。

いろいろと一段落して、少し虚ろになっている一日。
こういう日は何をやっても手につかないし、何をやっても上手くいかない。
今日は学校へ行くまでに電車を3回乗り過ごしたり、乗り間違えたり。

しかし、そのおかげで駅のホームから多摩川に沈む夕日を眺めることができた。



思えばこの一週間は何処に行っても、いつも川のそばにいた。
どの川も、人と水との距離が近いような気がする。川のスケールや水量は異なっていても、すぐそばで水と触れられるような感覚だった。
日常でも川のそばにいるわけだけれど、それは交通を妨げる存在でしかない。
それが快適かどうかはともかく、お互いに存在を感じられる程度の距離感というのは必要だな、などと感じる。


写真は今日、千歳船橋で見た集合住宅。

2008年9月15日月曜日

終わったー!!

お客様方、ありがとうございました!!
キャストスタッフの皆さんもお疲れ様でした!

お互い気が向いた頃にまた!!

2008年9月12日金曜日

いよいよ

朝、寒くて哀しい夢を見て泣く。
曖昧だけれど、夢の中で僕は南極越冬隊員で毎夜毎夜、顔も知らぬ恋人へ向けてモールス信号を送っているのだ。だけど僕はSOSの信号しか知らない。「トントントンツーツーツートントントン」
起きてみれば母親が部屋の窓を全開にしてくれていた。昨夜、酔っ払って全裸で寝ていた僕への嫌がらせか?
戦慄と秋の気配を感じた朝。

明日から、劇場入り。

悔いは残っているけれど、本番が〆切なのだから仕方が無い。
とにかく、ここからが正念場だ。
作・演出をしてくれたリーダーを信じてやるだけだ。薄っぺらいことは分かってるが、のたうちまわろう。
23にもなって下らないことをやって観せて喜んでいる馬鹿がいるんだ、とバカ哀しさに呆れてもらえたら幸いです。欲張れば、失笑くらいは欲しい・・・。
そんなことを考えながら深夜、衣装にリセッシュを吹く。あと、衣装の関係と禊も兼ねて毛を剃る。

吉祥寺に旨い弁当屋は無いだろうか?
今の僕はそれだけに支えられている。あとは小沢健二に。

ピリピリしているのか、最近は稽古帰りに毎回ラーメンを食してしまう。ビールも。
ここ一週間でちょっと太った気がする?走りたいが、走る場所と時間が無い。

*来場下さる方へ
そんなわけで、ちょっと馬鹿で下ネタだから気を付けて。
どうか引かないで。

2008年9月4日木曜日

業務報告-みんなへ-



宜しくお願いします。
もし、いらして下さる場合には僕の方まで『名前、予定している日時、人数』を伝えて頂けると助かります。
吉祥寺でお会いしましょう☆


UDATSU第4回目。オムニバスコント
「我思う故に割れあり」
作・演出 安見謙一郎

2008年9月13日(土)・14日(日)
13日 14:00/19:00
14日 13:00/18:00

吉祥寺櫂スタジオ
(JR・京王井の頭線吉祥寺駅中央口より徒歩10分……じゃないと思う)

大きな地図で見る

チケット 1500円 (前売・当日共)

出演
長澤 壮平
石井アヤ
石戸サダヨシ(MEGALITH)
安見 謙一郎

スタッフ
潮田 塁(猫ノ手)
山下 美里

2008年9月1日月曜日

さよなら八月

二日ほど家に篭っていた。

毎日かっと晴れて曇って雷がなって、豪雨の繰り返し。
春に買ったジャスミンティーに再び虜に。それを冷まして飲みながら「錯乱のニューヨーク」をゆっくりと読みすすむ。昨年から挫折を繰り返している本。南の島にいるような気分が続く。

そして、夜になると溜まった作業をじわじわと進める。そして深夜になるとジョギングで一日分の汗をまとめてかく。
そんな風にして僕の8月は終わった。

いろんなことが起こり、出会い、絡み合ったこの夏は、すばらしかった。
残照の日々はまだもう少し続きそう。


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