2008年4月18日金曜日

Kurt Vonnegut


亡くなってしまってから、一年経ったのかぁ。
昨年は早川文庫で刊行されたヴォネガット作品を全て読み返した。
村上春樹もそうだけれど、スピリチュアルや自己啓発とは全く関係無い次元で癒しとなる作家はなかなかいないのではないかなって思う。
「スローターハウス5」、「青ひげ」、「猫のゆりかご」が特に好きだった。「顔の無い男」は朝倉訳でなかったのが残念だった。早川SF文庫で読んでこそのヴォネガットだと僕は思う。
さて、一周忌を経て海外では未発表作品が出版とのこと。日本語訳が出るのを僕は密かに楽しみにしている。

有名な言葉だけれど、「愛は敗れても親切は勝つ」という彼の言葉が僕は好きです。

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