2008年4月9日水曜日

広告批評が終わってしまう。


広告批評

一つの時代が終わってしまう、そんな気がした。
きっと広告批評を読んでいたのは広告が好きな人だけじゃなかった、人と人とを、人と世界をどうやって繋ぐことができるのかという事に興味があれば、どんな分野の人だって面白かった雑誌だったと思う。事実、この雑誌が扱ってきたのは、広告だけじゃない。特集を見れば、広告に染まらない様々な分野の才能を掘り返していたことが分かる、と思うよ。
僕が初めて広告批評を買ったのは高校の頃、2002年の広告ベストテン特集号だった。それからも、SMAP特集、海洋堂特集、しりあがり寿特集や、箭内道彦特集とか村上隆とスーパーフラット、浅野忠信、椎名林檎、HALCALI、キンチョウ100周年記念号、若手映像作家特集とかアジアのコマーシャル特集なんてのも買っている。確か、KREVAが大学時代に購読していたってコメントを残していたのを読んだこともある。だから、どうってことではないけれど。

この雑誌の、デザインに寄り過ぎず、あくまで批評として広告に対してコメントしていく姿勢が好きでした。
あと一年、楽しませてもらいます。

追記:一年後に休刊の告知ってことは一年間の内容によっては再生の余地もあるよっていうサインなんですかね?広告批評らしい良い宣伝をしてくれたなって僕は思うんですけど。
10+1なんかは、ろくに告知も無く静かに終わってしまいましたし。
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