2008年5月27日火曜日

魔法にかけられて

久々にDVDでも借りて観ようと思うものの、特に観たいのも無くてガラにも無くディズニーコーナーとかジブリコーナーとか任侠コーナーとか、暖簾の向こう側とか普段は立ち寄らないゾーンをうろうろうろつく末に、「魔法にかけられて(Enchanted)」と他1本を借りて観た。
「それは、ディズニー史上最も“アリエナイ”魔法」がキャッチコピーなのだそうだ。だそうだってなんだそりゃ、なわけで。“アリエナイ”にしてみるコピーの意味は良く分からないが、とりあえず期待感は限りなくゼロで観始めた。

思いのほか、悪くなかった、というと偉そうな気がする。でもおもしろかった。ディズニーワールドの自虐的なパロディが点在していて僕みたいな野郎でも楽しめてしまったのです。『僕みたいな』ってのは、中学の遠足でディズニーランドに行って、チップとミニーに肩パン食らわせて、勝手に昼飯食いに外へ出て寿司食って、集合時間まで葛西臨海公園で野球して遅刻してるような青い春を過ごした『野郎』。
何も考えないで観てても楽しめるけれど、時折ちゃんと観ると案外ダークな描写も所々にあって面白かったのです。宮殿とエンパイアステートビルが対比的に背景に使われているのは、徹底していた。しかし、実際にエンパイアステートビルが宮殿っぽく見える場所ってあるのかな?ありそうな嘘の気がしてならない。
個人的にはお姫様の動きのディティールって記号的なんだけれど、男の引き出しにはまず存在しない動きだから、ちょっとばかり勉強になった。学んでもまず生かす場面は無いのだろうけれど。有っても困るけどもさ。
あと、台湾でずっとかかってた曲が何処で流れていたのかも分かって、僕は少しスッキリ。やっとこさのスッキリ。


ディズニーといえば、昔の高校演劇セレクションに載ってた台本で「ミッキー風船は耳からしぼむ」っていう秀逸なタイトルの作品(内容は全く知らない)があったんだけれど、あれって著作権大丈夫だったのかな?どうでも良いんだけれど・・・って思ってたら作者の古谷泰三って今は僕の母校の演劇部の顧問してるじゃん!!ちょっと深夜にびっくり。また母校に行く機会があれば聞いてみよう。

余談:9月に向けてちょっと本格的に身体を絞り始めているんだけれど、あまり効果無い。今日もスーパーカーを聴きながらジョギングを45分程。効果的に腹筋と胸筋を鍛えられないものか・・・。

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