2008年7月17日木曜日

虫が鳴いて

気がついたら、外で虫が鳴き始めている。
コオロギなのかマツムシだか分からないけれど、虫の声が好きだ。
かれこれ10年以上もの間、僕は彼らの先祖達の唄を聴き続けてきたのか、と思うと不思議な感慨がこみあげてくる。
いやいや、ひたっている場合ではないぞ。

夜、帰宅途中に少し遠回りしてみた。高台から住宅地を見下ろせる場所へ。
うわー、思った通り今夜は夜景が綺麗だ。山に住んでいて良い事も時々ある。今度うちの周りをジョギングする時はここで休憩しよう、と思いながら久々に一服。

台湾のホームステイ先だった友人から写メが届いた。
台湾のニュータウン建設地の傍に建つサナトリウムの実測のアルバイトをしているそうだ。このサナトリウムはハンセン病患者を隔離してきた歴史がある。
このサナトリウムについては以前にゼミで写真を見せてもらっていたこともあって、彼から色々と教えてもらった。僕の理解力が追いついていない点はあるけれど、彼の発言もどことなく重く曖昧だ。
まだ、居住者は数名残っているけれども、実測をしているということは、確実に取り壊しへと向かっているんだろう。
保存すべきか否かはお互いに発言は避けていたけれど、「歴史は忘れるべきではないよな」と最後に言ってメッセを閉じた。
うう、我ながら安易な言葉だ。

届いた写真


「綺麗な場所ではないけれど、こいつは守ってあげたいよ」と彼は言っていた。僕もそう思う。

ついでに、先日の野球大会

Created with Admarket's flickrSLiDR.

あと、靖国神社のみたま祭

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まだ日焼けがひりひりとしている。
夏生まれとしては、うだるような熱さはテンションが揚がって嫌いじゃないんだけど、日焼けのひりひりは辛い。

2008年7月16日水曜日

親の敵のように

研究室での野球大会も終わり、夏前のゼミも終わって、靖国神社でみたま祭りも堪能し、まだ幾つかレポートや設計は残っているけれど、今日一日は休みながら色々と吸収する日としました。

というわけで、親の敵のように貪り観て読んで歩いての一日。

「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」


「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
ウォン・カーウァイでもノラ・ジョーンズでも、ナタリー・ポートマンでもなく、僕はライ・クーダーの音楽が聴きたくて、この映画を観たかったのだ。「パリ・テキサス」や「ブエナ・ビスタ・ ソシアル・クラブ」で有名なギタリストなんだけど、メロディも勿論、そのキューも絶妙で心揺さぶられる。
恐らく、外国人としてアメリカ映画を撮るということでヴィム・ヴェンダースの「パリ・テキサス」を意識してロードムービーの要素を取り入れたんじゃないか、と思うんだけれど(トラヴィスという名前が出てくる点でも「パリ・テキサス」を意識している事は確実)、「パリ・テキサス」が徹底的に男目線の恋愛センチメンタリズムなのに対して、こちらは徹底して女目線。最初の15分くらいのストーリーの繋ぎ方がとても御洒落だった。

しかし、恋愛映画二本立てはキツイかと思ってたけど、ギンレイの選び方が良いなぁ。すんなり観れた。

映画を観終わって、ゼミの準備中で読むのを中断していた本を片っ端から読了


森達也のドキュメンタリーを最近よく観たり読んだりしている。結論はなかなか明らかになることはないが、題材を通して、取材者のドラマが滲み出てくるのが魅力。上記の二冊は戦後の復興期のタブーを題材にしているという点でも勉強になるんだけれど、加えて、想像の域を出なくても集めた資料から人物像や物語を構築していく手法は自分の研究でも学ぶ点はありそう。


そして、銀座INAXへ。
石上純也「小さな本のための小さな展覧会」と併せて行われた石上純也の講演会「自作について」を聴く。

聴いていたら、途中でおっちゃん(この間キャバクラへ連れて行ってくれた)からTEL。「飲もう飲もう」という話でほいほいと上野の不忍池でやってる骨董市へ。


不忍池を臨みながらわいわいと飲む。
提灯が池の風に揺られる様は綺麗だ。

今夜はロメロの「NIGHT OF THE LIVING DEAD」が著作権消失していることを知ったので、ダウンロードしながらのんびりしています。

2008年7月11日金曜日

じゅんじゅんSCIENCE 『アリス』



夕方、涼しくなった頃に吉祥寺にある吉祥寺シアターへ。

「水と油」というパントマイム・ユニット(現在は活動休止中)のメンバー:じゅんじゅんのソロプロジェクトであるじゅんじゅんSCIENCEの公演『アリス』を観てきた。

そもそも舞台を観に行くことが久しぶりだった(1年以上ぶり?)なかで、初めて観るダンス公演。

先日に観た田中泯といい、近頃はダンスづいているのです。
ちなみに、『アリス』に出演している伊藤キムも舞踏を出自としているので、より狭く言えば舞踏づいている。
それは偶然ではなくて、僕やリーダーが(暗黒)舞踏に強い興味を持ち始めていることと関係している。
僕とリーダーの舞踏強化月間である。

観る前はダンスなんて・・・と思っていたのだけれど。
しかーし、素敵だったなぁ!
でも、残念ながらそれを言葉にするボキャブラリーを僕はもっていない。

限られた空間の構成や切りとり方のテクニックは舞台に限らず応用が利きそう。な気がするぞ。

もっと、身体を思うように使えるようになりたいなぁ。

それはともかく、吉祥寺シアターは中規模ながらオシャレな劇場でした。客席の構成も観易い。



舞台の使い勝手はどうなんだろう?ちらっと舞台図を見る限りシンプルだし、癖はなさそう。


いま、高校時代に聴きまくっていたレゲエを久しぶりに出して聴いてます。
暑い夏の到来を待ち構えております。

では。